足底筋膜炎（腱膜炎）は足の裏が痛くなるものであり、歩きすぎたり運動をしすぎたりすることが原因であると思い込んでいる人が少なくありません。

しかし、その原因と症状を適切に理解し、症状が発生したときに適切に対処をしなければ、後に大きな病気につながってしまうこともあるので注意が必要です。

具体的な要因はいくつかありますがスポーツはその主なものの1つです。ランニングやジャンプを繰り返すことは、足裏に大きな負荷をもたらします。

また、長時間の立ち仕事などを続けていると炎症を起こしやすくなります。さらに、肥満や足に合わない靴を履き続けているなども発症の要因に繋がります。

足底筋膜炎（腱膜炎）は、歩いたり走ったりする場合にクッションの役割を果たすものであり、踵から指先までの動きを制限する重要なものです。常に酷使されている部分であるため、非常に負荷がかかりやすい部分であることを意識することが大切です。

足底筋膜炎（腱膜炎）とは、足裏にある足底筋膜が炎症を起こしてしまう症状のことです。足底筋膜炎になると足裏に痛みを感じ、悪化すればかかとの内側に強い痛みが生じて歩くことができなくなってしまうことも少なくありません。

足底筋膜炎は、歩いたり走ったりと普段の生活の動きの中でも衝撃を軽減させるはたらきを持っています。しかし、激しい運動により負荷をかけすぎると痛みが生じるため、専門家からのアドバイスをもとに適切なケアが必要になります。

当院では足底筋膜炎（腱膜炎）を解決するための問題は次の3つです。

１筋膜の炎症や断裂の改善

２筋膜の柔軟性向上とクッション機能の回復

３全身を整え足裏への負荷を減らす

これら３つの問題に対して、総合的にアプローチすることで短期的または長期的な痛みの改善を目指します。

１筋膜の炎症や断裂の改善には「超音波治療」「干渉波治療」を行い炎症箇所の細胞分裂を促進し、保存療法よりも早期に痛みを改善します。

２筋膜の柔軟性向上とクッション機能の回復目的として、足首やアキレス腱などの患部周辺を間接的に改善する「ストレッチ施術」を取り入れています。

３全身を整えて足裏への過剰負荷を減らすために、足底のみならず体全体を見ることで骨格と筋肉を正しく機能する位置へ導きます。体の決まった部分だけに負担が集中する状態を改善し、足底筋膜炎だけでなく、関連している痛みも解消できる効果が期待できます。