坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が何らかの原因によって圧迫・刺激されることであらわれる痛みやしびれのような症状のことをいいます。

痛み・しびれが出る場所も人によって様々であり、痛み・しびれの原因となる疾患によって歩行困難や排せつ障害など重篤な症状を引き起こす可能性があります。

坐骨神経痛の原因となる疾患は次のようなものがあげられます。

□腰椎椎間板ヘルニア

□腰部脊柱管狭窄

□腰椎すべり症

□梨状筋症候群　など

年齢が若い方は腰椎椎間板ヘルニアと梨状筋症候群

高齢になると腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄が多い傾向にあります。

以下の症状があらわれる方は坐骨神経痛の症状があると言えます。

□お尻から足にかけて痛みやしびれがある

□長時間立っていられない

□腰を反らしたり前にかがむと痛みやしびれがある

□お尻の痛みが強く座っていられない

□歩いていると足に痛みが出てくるが休むとまた歩けるようになる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など

また、排尿障害や異常感覚がある方は重篤な腰椎疾患が疑われるため早めの病院受診をオススメします。

当院での治療

□物理療法（血流をよくし痛みを和らげる）

　・最新超音波療法・温熱療法・低周波電気治療・マッサージ療法

□運動療法（筋肉の緊張を和らげ、筋力をつけ腰の負担を減らす）

□装具療法（腰椎を安定させ痛みを軽減させる）