捻挫（ねんざ）とは、スポーツや日常生活中に足首・手首・指などの関節をひねって痛める事を言います。

関節には筋肉・腱・靭帯・関節包などの組織があり、ひねってそれらを傷つけてしまうことを「捻挫」と呼んでいます。

関節は骨と骨を連結するもので、靭帯は骨同士を繋いでとめるバンドの役割を果たしています。

関節が傷付くと患部の周囲の血管も傷付いて内出血を起こすため、捻挫になると関節が腫れてしまいます。

捻挫の原因はスポーツや日常生活など様々です。

よくある捻挫の症状で足の捻挫（足関節捻挫・内反捻挫）が多いです。

捻挫の原因は

・転倒したとき

・段差を踏み外したとき

・ランニング中やジャンプの着地に失敗したときなど

に足首が内側にひねられて、外側の靭帯が切れたり伸びすぎたりして痛み･赤み･内出血・腫れが経過と共にでてきます。

捻挫になった際は正しい方法で応急処置を行い、しっかりと治すことが重要です。

応急処置の基本に「RICE」処置というものがあります。

R＝安静（Rest)

I＝冷却(Icing)

C＝圧迫(Compresstion)

E＝挙上(Elevation)

の頭文字をとったものです。

特に大切なのはまずは冷やすことです

最も簡単な冷やす（アイシング）ことで、患部の炎症症状が抑えられ痛みが緩和されます。